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「“老後2000万円問題”より深刻?──70代・80代の『働き続ける老人』が急増する日本の現実」

October 22, 2025

70代・80代の『働き続ける老人』が急増、日本ではいま、想定外の現象が起きています。それは、70代・80代になっても働き続ける高齢者が急増していることです。厚生労働省のデータによれば、70代で働く人は過去最多、80代の就業者も近年で急激に増えています。「体力があるから働きたい」という前向きな理由よりも、多くの人が口にするのは 生活のためという切実な事情です。

老後資金はもはや「2000万円どころではない」

銀行や保険会社がまとめた最新レポートでは、一人暮らしの高齢者の生活費は月 1418万円、二人暮らしでは 2228万円 とされています。

しかし年金は、

        国民年金:月56万円

        厚生年金:月1417万円

と十分とは言えません。物価上昇も重なり、「年金だけでは生活が成り立たない」という声が急激に増えています。

70代でも働ける職場が増えた理由

かつては60歳で定年、65歳で完全退職が一般的でした。
しかし企業側も人手不足が深刻になり、
最近では 70代以上でも歓迎 する職場が増えています。

特に採用が多い仕事

        清掃スタッフ

        介護施設の補助

        マンション管理員

        警備員

        スーパーの品出し

        工場の梱包や仕分け

        交通誘導

        配達補助(軽作業)

これらの仕事は、年齢よりも誠実さ・安定して働けるかが重視されるのが特徴です。

70代・80代の働き方は“1日4時間・週3日”が主流

高齢者向けの求人サイトを見ると、採用条件の多くに次のような文言が並んでいます。

        23日からOK

        14時間の短時間勤務

        未経験歓迎

        70代・80代が活躍中

高齢者が無理なく続けられるよう、企業側も勤務時間を柔軟にしています。

“働けるうちは働く”が当たり前の時代へ

厚労省の調査では、70代の約6割が「できる限り働き続けたい」と回答しています。理由は、

        生活費のため

        社会とのつながりのため

        健康維持のため

        認知症予防のため

と多岐にわたります。医療技術の進化によって健康寿命が延びているため、70代・80代でも働くことが珍しくなくなってきました。

ただし、働く高齢者が抱える“見えないリスク”もある

一方で、問題もあります。

● ① 体力の限界

無理をしてケガをするケースが増加。転倒による骨折は要介護リスクが大きい。

● ② 交通事故の増加

高齢者ドライバーの配達業務が増え、交通事故も増加傾向。

● ③ 労働環境が必ずしも整っていない

シニア採用を進める企業が増える一方、健康管理や安全対策が追いついていない現場もある。

専門家「大切なのは“働き方を選ぶ力”」

高齢者の就業を研究する専門家はこう言います。「働くかどうかより、働き方を選べるかが重要」

70代・80代で働く場合、

        長時間労働は避ける

        立ち作業が少ない仕事を選ぶ

        無理をしない勤務シフト

        家から近い職場を選ぶ

        医師の定期診断を受ける

といったポイントが特に重要です。

まとめ:日本はこれから「生涯働く社会」へ

少子高齢化が進む日本では、“70代・80代も働く社会がますます現実的になっています。もちろん不安もありますが、一方で 「何歳からでも社会に参加できる」という新しい価値観も生まれています。老後の不安を少しでも減らすためには、

        収入の柱を複数持つ

        健康を維持する

        無理なく働ける職場を選ぶ

ことが鍵になるでしょう。